2014年9月にAQUAエクスペディションがアマゾン川に次いで新たな船をメコン川に就航させたので、注目していましたが、なんと乗船する機会がやってきました。
Day1
日本からプノンペンへの直行便は出ていないので、今回私はマレーシア航空の夜便を利用し、クアラルンプール経由でプノンペンに向かいました。
明け方の空港は閑散としていました。空港内は赤色のトラムで移動。
眠気を覚ましつつ、乗継時間まで飛行機を眺めながら束の間のティータイムです。
午前中にプノンペンに到着。
10月末だというのに、プノンペンは雨期でうだるような暑さです。まだまだインフラが整っておらず、移動手段はタクシーまたはバイクタクシー、トクトク(3輪バイク)。
但し、タクシーの普及率もまだまだ・・・バイクタクシーは乗りなれず、危険な感じ・・・・トクトクも交渉次第・・・・
まだまだ日本人には慣れない移動手段の為、ガイド&車を事前に手配することをお勧めします。また、プノンペンの通貨はアメリカドルなので、プノンペンの空港でも両替が可能です。 ガイドさんと空港にて合流。乗船時間まで時間があるので、プノンペン市内を観光&ランチをしてから港へ向かうことにしました。
まずはプノンペン国立博物館に向かいました。ここにはアンコールワットで出土された彫刻を修復し、展示しています。内部は撮影禁止の為、外観のみ・・・・博物館の外はすぐにマーケットなどのある喧騒が広がっています。
博物館を後にして、ランチはラッフルズホテルへ。
このホテルの歴史は古く、1929年に創業。カンボジアの内戦時代には各国の通信社が本部を置いていたそうです。映画キリングフィールドでもこのホテルが登場しています。独特なユニフォームを着たドアマンが笑顔で迎えてくれます。
ランチ後にはホテル内を見学。プールやお部屋、現役のクラシカルな電話等、ノスタルジックな空間です。
ランチ後は王宮の隣にあるシルバーパゴダ(エメラルド寺院)を訪問。
外観は普通のクメール様式のお寺ですが、内部のタイルが全て銀製!ということと、エメラルドの仏像が納められていることが名前の由来です。入り口には仏像と沙羅双樹の木がお出迎え、歴代王や親族のための仏塔も並んでいます。
隣の王宮はロイヤルファミリーが実際に住んでいるので、見学はできません。
その後、トゥール・スレン博物館やセントラルマーケットへを見学後、プノンペンの名前の由来となったワットプノンを車窓から眺めつつ、ようやく港へ向かいます。
川沿いの道に出るとトンレサップ川とメコン川があります。
港には何隻かメコン川クルーズに向かう船が停泊していて、
私の乗るアクア・メコンは少し離れた位置に寂しく停泊していました。
停泊中の写真を撮る間もなく慌ただしく船内に案内され乗船。
出航までの間に少し写真を撮りに船内散策。
夕食の前にオリエンテーションがあり、
今回のクルーズのコースや概要などスライドを使って説明をしてくれます。
この時に明日の寄港地観光の集合時間や大まかな内容などの案内があります。
もちろん、お部屋にも船内新聞が配布されます。
その後、夕食。
アクア・メコンの総料理長はミシュランスターシェフ、デイビッド・トンプソン監修のメコン川流域の伝統料理を尊重しつつ厳選した新鮮な食材でアクア・エクスペディションズ限定の特別メニュー。
偶然にもディビット・トンプソンが乗船していました!クルーズ中の料理のラインアップです。