ダイニング
それではウェルカムディナーに参りましょう。
ルフトナーのドレスコードですが、ほぼカジュアルと考えてよろしいかと思います。
乗船日のウェルカムディナーと下船前日(または前々日)のガラディナーの際はスーツにタイ、カクテルドレスの方もいらっしゃいますが、その他は本当に
思い思いの服装でした。
中にはジーンズでいらしたアメリカ人男性もいらっしゃいましたが、
殆どの方はブラウスとスカート、襟付きシャツにパンツといった感じで、
大変リラックスした雰囲気です。
サービスのスタッフは今回新しい路線ということで、社内の他の船や外部から
集められているため、時々コーディネートがうまくいっていない場面がありましたが、
概ね感じの良い、サービスマインドに長けたスタッフばかりですから
しばらくしたら落ち着くことでしょう。
ディナー、ランチ共にメインダイニングでコースメニューが供されますが、
ランチの際はパノラマラウンジでサラダやリゾット等の
簡単なビュッフェとパスタをいただくことも可能です。
パスタはその都度シェフがソースと和えて温めるだけなのですが、
意外にアルデンテで美味しいと評判でした。
ディナーとランチはコースメニューで、前菜2種類、スープ2種類、メイン3種類、
デザート2種類からのチョイスができます。
その他、食事中のハウスワイン、水、果物とチーズ、食後のコーヒー・紅茶は無料です。
メニュー構成は、クラシックでありながら様々な乗客への配慮が感じられました。
もう一つ、個人的にとても嬉しかったのが、朝食のパン、チーズやハム等が
美味しかったことです。
欧州の船らしく、外はクリスピー、中ふんわりの木の実入りパン、
数種類のフレッシュチーズ、食べ応えのあるロースハム、カリカリのベーコンなど、
朝から食べ過ぎてしまうほどでした。