Day 3 リューデスハイム(1日目)
ローレライの興奮も冷めないうちに本日2つ目の街リューデスハイムに到着です。街のガイドツアーは翌朝に予定されていますが、夜のクリスマスマーケットを見学できる貴重な機会です。ツアーデスクで街の地図をもらい、ディナーまでの間を利用して大急ぎでクリスマスマーケットへ繰り出しました。河川敷を15分も歩けば街まで行けるのがリバークルーズの良い所です。
リューデスハイムは町全体がクリスマスマーケットと言われるほど至る所に賑やかな屋台が並んでいます。お手製オーナメントやリースを売る露店もあれば、ドイツの有名なクリスマス専門店「ケーテ・ウォルファルト」の支店まであり、どれもこれも素敵でつい財布の紐が緩んでしまいます。
町一番の繁華街つぐみ横丁に足を踏み入れればレストランやワインバーから賑やかな笑い声や美味しそうな匂いが漂ってきます。リューデスハイムはワイン醸造が盛んな街で、ドイツでありながらビールよりもワインが主流です。生演奏やフォークロアダンスを楽しめる店もあって賑わっています。今晩は停泊だし、呑兵衛さんには堪らない通りでしょう!
小雪がちらつくなか町を彷徨っていたら、教会近くの広場に等身大の立派なクリッペがありました。幻想的な光に包まれて静謐な佇まいで心が洗われます。しばし魅入っていると、体の芯から凍えてきます。少し風もでてきて体感温度は-3℃程でしょうか。そろそろディナーが始まる時間だし、船に戻るには良い頃合いです。