「食通の船」ロストラル初寄港 船内見学会

グルメなランチタイム

皆様お待ちかねのランチタイムです。『ガストロノミックシップ(食通の船)』と名乗るポナンではタイユヴァン監修のお料理をだしています。はたして如何ほどのお味でしょうか?
2階のメインレストランは窓が大きく、白を基調にしたエレガントな雰囲気です。

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メニューはフランス語/英語の順に書かれていて、いつもとちょっと勝手が違います。本日のおすすめワインを飲みながらゆっくりとメニューを選びオーダーします。船内の第1公用語はフランス語ですが、英語も問題なく通じます。

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今日の前菜はシーフードキャセロールのベルガモットソース、または、シーザーサラダからのチョイス。ムール貝いっぱいのキャセロールは塩加減も煮込み具合も完璧でした。同席者が頼んだシーザーサラダはたくさんの具材がのって、シェフズサラダというべき豪華版。メインは白身魚(ハリバット)かラム肉のローストのチョイスです。このラムは実に素晴らしかったです!綺麗なピンクに火が通っていて、ナイフを入れても血が滴らない絶妙の焼き加減はお見事です。柔らかなお肉にはラム特有の臭みが全くありません。カジュアル船でよくあるミントジェリーははなから用意していないし、グレービーソースも薄味仕立てで、素材の良さに絶対の自信を持っているのが窺われます。付合せの野菜も本来の旨味がしっかり残っていて美味しいです。デザートはライスプディングまたはチョコレートとミントのケーキ。紅茶はフランスの紅茶専門店ル・パレデテの「Big Ben」。フランスらしいストレートで飲めるブレンドで〆まで完璧です。

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全体を通じてポーションが小さく、盛り付けも丁寧なのが嬉しいです。ランチでこれだけのレベルならディナーはどれ程の美食メニューが並ぶのでしょう!? 横浜に停泊中である事を忘れてしまうフランスの香りいっぱいの素敵なランチでした。